家庭に水が届くまで
空から降ってきた恵みの一滴は、やがて川となり、そして街へと流れつきます
企業団では、一部地下水からくみ上げしているほか、主に県営水道から水を得ています。県営水道の水源は、木曽川と矢作川の2水系。川を流れる水は、ダムをはじめ取水口や浄水場、配水場といろいろな施設の間を通りながら浄化され、やがてじゃ口へとたどりつきます。人々がふだん何げなく使っている水は、こうしたネットワークの中で育まれています。
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1 ダムに水をためておきます
川を流れる水の量は季節や天気によって毎日変わり、いつも同じとは限りません。雨が少ない年は渇水してしまうこともあります。そこで、ダムを作って雨水などをあらかじめためておき、いつでも必要な時に、必要な量の水を確保できるようにしています。また、ダムには水力発電や洪水を防ぐ役目もあります。
牧尾ダム
味噌川ダム
阿木川ダム
矢作ダム
愛知中部水道企業団は4つのダムから水を供給しています。
2 取水口から浄水場へ
川の水やダムから出た水(原水)は、「取水口」から取り入れられ、県営の浄水場へと送られます。木曽川には「愛知用水取水口」、矢作川には「岩倉取水口」があり、それぞれ取水された水は「尾張東部浄水場」「上野浄水場」、「豊田浄水場」へと運ばれます。水はここできれいに浄化されます。現在、3つの浄水場を合わせて、1日最大53万m3の飲み水がつくられています。
豊田浄水場
愛知用水取水口(左)と尾張東部浄水場(右)
3 配水場・ポンプ場に水をためておきます
浄水場できれいにされた水は、使用量 に合わせムダなく配るために、企業団が運営する21の配水池にいったんためておきます。そして、土地の高低差を利用した自然流下方式などによって各家庭にお届けしています。これらの作業は、すべて「中央管理室」のコンピュータで集中的に管理して行われています。
三ヶ峯配水場(左)と高嶺配水場(右)
4 水道管を通して各家庭へ
水道水は、配水場・ポンプ場から配水管や給水管を通って各家庭まで運ばれます。企業団が担当する地域の配水管の長さは約1000キロメートル。これを直線距離にするとおよそ名古屋から札幌までになります。みなさまに安全できれいな水道水を安定してお届けできるよう、企業団では定期的に管を点検し、古い管を新しい管へ取り替える工事を行っています。


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